ハンセン病:偏見、差別の体験語る 元患者・風見さん、里帰り人権講座 /長崎

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080217-00000244-mailo-l42
 長崎市出身の元ハンセン病患者、風見治さん(75)=鹿児島県鹿屋市=が16日、同市に里帰りして県主催の「ながさき駅前じんけん講座」で体験談を語った。約40人が、ハンセン病を巡る偏見・差別の歴史を学んだ。
 風見さんは同市風頭地区の出身で、その1字「風」を取り、太宰治にあやかってペンネームとした。11歳でハンセン病にかかり、13歳で被爆。当時は「無らい県運動」として、住民らが患者を探し療養所に強制収容していたため、発覚を恐れて治療を受けず病状が悪化。

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52年に国立療養所の菊池恵楓園(熊本県合志市)に入所した。
 66年に小説「鼻の周辺」を発表。元ハンセン病患者が、病気で失った鼻の再生手術を受ける姿を通して人間の「美醜」とは何かを問い掛け、86年に九州芸術祭文学賞の最優秀作を受賞した。現在は星塚敬愛園(鹿児島県鹿屋市)で暮らす。
 「年を取るたびに望郷の思いが強くなる」と話す風見さん。「裁判(ハンセン病国家賠償訴訟)には勝ったが、差別はいまだ残っている。小説は、ハンセン病問題が患者だけの問題ではなく、人間全体の問題と受け止めてほしかった」と訴えた。【錦織祐一】
〔長崎版〕

2月17日朝刊

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